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純正EMV付き車へのヘッド増設作業
 

 SP交換&抵抗取り付けによって、本当に音は良くなりました。
ですが、やはり純正ヘッドでは調整幅に限界があり、すぐに底は見えてしまうようになってしまいました。そこでMLメンバーさんの中でも、にわかにブーム?になりつつあるヘッド増設をしようと思いました。それでついに…というか、とうとうインパネに穴を空けてしまいました(汗)




増設したヘッドで〜す 今回購入したヘッドはカロッツェリアのDVH-P717です。長距離ドライブや、夜会の時に、シート下にプレステ2を忍ばせて使っていたのですが、どうしても使い勝手が悪く、エンジンを切ってしまうと、また最初から再生が始まってしまい、いちいち頭出しをしなくてはいけませんでした。PS2は車で使う事を前提としていませんから、当然といえば当然です。それで前々からヘッドを増設するならDVDデッキにしようと考えていました。

DVH-P717はCD・DVDはもちろん、VideoCDやCD-R・DVD-R再生にも対応していて、再生できるメディアが多いのと、別売りのDSPユニットを組めば5.1chとタイムアライメントも使えるようになるので、なかなか永くいじくりまわす事の出来そうなヘッドです。MP3とCD-TXETに対応していないのがちょっと残念です。
音にこだわる方なら、もっと高音質なモデルがあると思いますが、私の耳にはこのヘッドでも最高に良い音を出してくれます。
アルパの取り付けキット…高かったなぁ 取り付けキットにはアルパインの欧州車用取り付けキットKTE-145Dを使いました。
本当は同じメーカーのKTE-140Dを探していたのですが、近くのカー用品店には全く置いてなく、ようやくSABでこれを発見しました。KTE-140Dの方が安くていいと思います。
インパネ最後の姿。さよなら(´Д⊂グスン まずインパネに穴を空けなければいけません。
今回の作業の一番の大作業です。失敗すると取り返しのつかない事になってしまいます(汗)
こんなかんじかなぁ?っと。 とりあえず、1DINサイズに切った厚紙をあててなぞるように、しるしを付けました。
手元にあったボールペンで書きました(笑) 車の中においてあったボールペンで、ササッと引きました。。。。
裏のステーに干渉しなさそうなところに目分量で(汗)あわせました。
切っちゃいましたぁ〜、もう後には引けません(汗) 型紙どおりの大きさに切った所です。とうとうやってしまいました…。

当然このままではヘッドも取り付けキットの枠も水平には入りませんので、さらに穴を広げてゆきます…。

私はコードレス半田ごての先をナイフ状のものに交換して切りましたがドリルで小さく穴を数箇所空けてカナノコで切った方が良かったかもしれません。半田ごてで切ると、その時の煙が車内に充満してしまいます(汗)
それとカナノコの方が、結果的に早く切れるような気がします…。

どちらでやっても車内は汚れると思います。。。q(T▽Tq)(pT▽T)p
ちょっと大きすぎたかなσ(^_^;) 結局こんなに空けちゃいました。

インパネの裏に純正DVD本体を固定するステーがあり、それ以上、下に切る事が出来なかったので、木目調パネルがはまる部分にまで及んでしまいました…。

ちょうどこの場所にはナビの中継コネクタが存在するのですが取り付けには邪魔なので、ステーから外し、左側にあるカメラコントローラーユニットの上に乗せました。

空けた穴が、ちょっと右下がりな様な気が…(汗)
空けすぎちゃった(; ̄ー ̄A 1DINサイズのダンボールを作り、はめ込んでみました。
すると大変です!C= C= C= C= \( ;・Д・)/キャー
下に大きく切りすぎてましたΣ( ̄□ ̄ || ガーン
しかもこの時点では気付いていませんが、いまみるとあきらかに右に傾いてます(汗笑)
ヘッドを入れて…っと。オッいい感じかも… (汗)いまさらあわてても仕方がありません。
とりあえず取り付けキットの枠を付けたヘッド本体と、取り付け枠サイズに穴を空けた、その周り1センチほど大きい4ミリ厚ののMDF板を取り付け穴に入れてみました。

思ってたより手前には、はみ出さなかったです。
布テで隠します。 次にパテ盛りです。

穴を空けた周りに布テープを張り、パテが付かないように養生します。
この時、布テープを大ざっぱではなく、形どおりにしっかりと張ります。

パテ盛り自体が初めてで、型どおり張らなかった私は、出来上がった台が、インパネの形通りになっておらず、あとから何度も修正する破目になってしまいました(汗)。
難しいなぁ… 下手くそです(汗)
パテ盛りが完了した所です。

パテ盛りする前に取り付けキット枠にもセロファンテープを張って養生しておきます。でないと枠の隙間からパテが漏れ、本体に付いてしまいます。

パテにはファイバーパテを使いました。車中での作業になりますので、絶対に換気を良くして作業してください。溶剤が入っていますので中毒になる恐れがあります。昔よく嗅いだにおいです(爆)変な意味ではなくて、実家が港町でして、造船所近辺が遊び場だったんです。けっして変な遊びはやってません(汗)

ファイバーパテは440gの物を買いましたが、一缶全部使いました。
まだガタガタです。 完全に乾いたらいったん取り外して、軽くペーパーで磨きます。

ファイバーパテが無くなったので、今度は厚塗りパテを買い、盛り足しました。ここからペーパーで取り付け台をひたすら磨き、形成していきます。

この時に取り付けキット枠もいったん外した方が作業はしやすいです。
なかなか外れないですが、少しずつ動かして外していきます。
骨組みに薄い部分があるので、無理に引っ張ると曲がってしまいますので、注意が必要です。

養生したセロファンテープも剥がしましょう。
最終パテ盛り アップ
パテ盛りがうまい人はこの作業は必要ないのかもしれませんね(汗)もう一度取り付けてパテを盛り、最終的な形を決めます。
MDF板の四方が1センチずつで、パテもそれに合わせて盛っていくとセンターパネルが干渉してしまい、取り付け出来なくなってしまいますので、右上端の根元は結構削りました。
とりあえず設置してみました。 う〜ん、右に傾いてる〜(笑)
この時点で実家に帰る用事があり、どうしても新しいヘッドの音を聞きながら戻りたかったのでこのままの状態でヘッドを取り付けてしまいました(笑)

実は、暗い画像ばかりなのですが、今回の作業全般はほとんど深夜作業でした。(p.-)(ρ.-)(p.-)(ρ.-)ネムー(インパネ切った日は終了したのが明け方4時でした)
仕事の関係でまとまった休みが取れず、ヘッドを購入してから2ヶ月近く放置していました。でも穴を空けてしまったら、そのままにするわけにはいけませんからねぇ(笑)連日、夜な夜な駐車場で懐中電灯を点けて何かを削っていたり、車の中で悪戦苦闘している姿は、自分で言うのもなんですが、正直言って異様です(笑)車上荒らしと勘違いされなくてよかったと思います。
ささ、いよいよ本取り付け♪ いきなり飛びますが、本取り付けです……。

実はレザー貼りの時完全に撮影を忘れていました(汗)本当は塗装をしようとも考えたのですが、パテ盛り初心者だった為、ペーパーで磨けば磨くほど空気穴があちこちからカオを出してきます(汗)
少しパテを盛り、修正してみたのですが、修正したパテからまた穴が…(大汗)同じ事を何度も繰り返してラチがあかないのでレザー貼りにすることにしました。

ちなみにレザー貼りも何度も失敗しました┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜
接着完了〜っと♪ 何度も再確認をし、いよいよインパネに接着です。接着には強度を考えてエポキシ樹脂系接着剤を使いました……。
が、これがまたすごくクサイ…。(; -y-)ツ)) クチャイクチャイ
しかも多くつけすぎてはみ出してしまいました…。使い慣れない物は使うものではありません(汗)やっぱり透明なタイプの、普通の強力接着剤を使っておくべきでした。それでも完全に硬化してしまえば問題はないと思います。
ちかくで見ないで〜(笑) 取り付け後のアップの画像です。キズ・ヨゴレのオンパレードです(笑)

D.I.Y.は作り上げた時の達成感がなんともいえません!自分が手がけた事で、より愛着も沸いてきます。きれいに出来れば尚の事ですネ。うんうん!(^-^)

ですが、失敗してしまうと取り返しの付かない事にもなってしまいます。
もともと大穴を空ける作業になるのですから、多少のキズやヨゴレにはこの際、目をつむりましょう(爆)それがイヤなら最初からお店に頼みましょう。

D.I.Y.では、キズも勲章になります。。。多分…。
完成で〜す。長かった(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
増設した台が木目パネル部分にまで達してますので、その分木目パネルをカットします。カットは目分量(←私の作業の基本です。真似をすると非常に危険です(笑))でしるしを付けて、カナノコで切りました。

切ったあとにモールを付けて一応の完成です。(#´ー´)旦 フウゥゥゥ・・・

疲れました…、何に疲れたかと言うと連日の深夜作業です。日中の明るい時に、作業が出来ればもっときれいに仕上がってたかなぁ…。
今はちゃんと除光液でパテのカスなどは拭いて、少しはきれいになっています。

勢いでここまでやってしまいましたが、腕に自信のない方はお勧めできる作業ではないと思います。。。


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